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マイティCF防錆材料

マイティCFの特徴

強いアルカリ性を長期間維持し、鋼材を長期間防錆する

アルカリ性付与材料を混合したコンパウンドを使用するため、施工後強いアルカリ性を長期間維持し、施工前に赤錆状態であった鋼材表面を、腐食安定な黒錆状態(不働態)に変え、長期間防錆能力を維持します。また、鋼材と強い接着力を発揮するエマルジョンにより、鋼材表面と高度な接着力を維持し、水分や炭酸ガスの鋼材表面への拡散を防ぐと同時に、点錆等の発生があっても、錆が拡大しないといった特徴があります。

ライフサイクルコスト(LCC)に優れる

標準重防食施工での施工単価は、7,890円/m2(100m2以上の施工)と、一般塗装と比較すれば高いが、重防食塗装であるフッ素樹脂塗装と比較すると、半額以下であり、耐久性も下関フィッシングパーク桟橋で、22年間殆ど補修を行わずに装性機能を維持したという施工実績から、ライフサイクルコストに非常に優れる防錆工法であるといえます。

無機系モルタルであるため耐候性に優れる

無機系モルタルを主成分とするため、紫外線や風雨等に非常に強く、コンクリートそのものと同じような耐候性を有していると考えられ、海上に300m突出した下関フィッシングパーク釣用桟橋の鋼桁防錆も、既に22年経過した現在でも、海上浮遊物当の衝突により発生した傷を除き、殆ど問題の無い状況で防錆機能を維持している。

プレミックスコンパウンドとエマルジョンを現場で混合するだけの簡単施工

一般的な塗装仕様としては、エマルジョン:コンパウンド=1.0:2.3の混合比で、現場でミックスし、リシンガンによる吹付け施工を行う施工法が採用されている。但し、複雑な形状の塗装には、刷毛による塗装が一般的である。いずれにしても、特殊な方法での塗装ではなく、ごく一般的な塗装工により施工が出来ます。

施工前の下地処理が三種ケレンで十分であり、施工コストの低減が可能

塗装を行う鋼材表面のケレンは、一般的には三種ケレンで十分であり、フッ素塗装等のように、ブラスト施工を行う必要は無い。そのため、価格的にも、施工期間的にも有利な施工法です。また、下地に塗装等の強固な膜がある場合も、その膜が強固であれば、特に除去する必要は無く、その上から塗装することが可能である。新規施工時にも、ジンクリッジ等の予防的防錆材料を、予め塗装する必要は無く、赤錆状態で、その上からマイティCFを塗装すれば十分です。但し、フレーク状になった赤錆は、十分除去する必要があります。

浄水安全基準に合格しており、溶媒も使用せず、生物に安全な製品

マイティCFは浄水基準及び食品安全基準にも合格しており、施工時に人体に対する外を全く与えないだけでなく、吹付け等により飛散したマイティCFが対象構造物の下部に流れても、また河川等に流失しても公害問題にはならず、養殖等への影響も無いわれています。

物理特性に優れ、キャタピラー走行にも十分耐えられる

住友金属工業様のご好意で実験したアスファルトフィニッシャーのキャタピラーを、マイティCF塗装面及び溶接9mm鋼板のエッジ部分をジグザグ走行した試験では、マイティCF塗膜の破壊は全く無く、非常に強いせん断耐力と接着耐力が実証されました。